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2018年度
吉田産業グループ山車組は「秀作」を頂きました!!
山車組:吉田産業グループ
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山車題材:善女龍王 〜祈雨の霊池 神泉苑〜
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豪華絢爛、日本一の山車祭りと言われる国指定重要無形民俗文化財及び、ユネスコ無形文化遺産「八戸三社大祭」が、7/31〜8/4の5日間、青森県八戸市において今年も華やかに開催されました。吉田産業グループも唯一の企業山車として参加し、今年で29年目を迎えました。

吉田産業グループの今年の山車題名は『善女龍王 〜祈雨の霊池 神泉苑〜』。山車は、空海が善女龍王を呼び寄せ祈雨を行っている場面や静御前の雨乞いの舞、小野小町が雨乞いの歌を詠んでいる場面等を創作しました。

運行中は大変多くのご声援を頂き、山車審査の結果、おかげさまで「秀作」を頂くことができました。

「平成最後」となる今年の祭りは、「はちのへ山車振興会 設立50周年」の節目に当たる年で、連日の猛暑や時折強い風が吹いたりした中、八戸三社大祭の期間中の入り込み数は104万人と、大盛況のうちに終えることができました。

山車の製作から運行までご協力、応援して下さった全ての方々に、この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。

以下、今年の吉田産業グループの参加の様子、山車の概要をご覧下さい。
お祭りの様子をご覧ください。 写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
2018年度 吉田産業グループの山車のあらまし

山車題名

善女龍王 〜祈雨の霊池 神泉苑〜
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題材設定の趣旨

数々の伝説のある神泉苑。その守り神として祀られている善女龍王。
霊妙かつ神秘的な伝説に着目し、今回の題材に設定した。
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主役

善女龍王
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山車概要(場面説明)

天長元年(824)、東寺の空海と西寺の守敏が雨乞いをめぐり、法力争いを行った。
この争いで、空海は神泉苑で善女龍王に祈りを捧げ雨を降らせた。善女龍王は池の龍神として現在も祀られている。
その他、神泉苑には小野小町や静御前が雨を降らせた伝説等、数々の伝説が残されている。
山車中央部には、空海が善女龍王を呼び寄せ祈雨を行っている場面。
回転部には、静御前の雨乞いの舞、小野小町が雨乞いの歌を詠んでいる場面を表現した。
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見返しの場面

矢取地蔵
争いに敗れた守敏が空海を恨み、背後から矢を放つが、黒衣の僧(矢取地蔵の化身)が現れ身代わりとなる場面。
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製作における力点

雨の神様と言われる龍神を立体的に表現する事で、躍動感を出した。
中央部の孔雀明王を大きく製作する事で、迫力のある作りとした。
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