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2001年度
山車組:吉田産業グループ
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山車題材:蕪島神社縁起 復興大漁を願う八戸弁財天
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青森県を代表するお祭りの1つである、日本一の山車まつり「八戸三社大祭」(07/31〜08/03)が今年も華やかに開催されました。雨で14年ぶりに前夜祭(07/31)が中止になりましたが、いざお祭りが始まると、子供達の元気いっぱいな掛け声と豪華絢爛な25台の山車、そして多くの観客の声援に支えられ、八戸の夏は最高潮に達しました。

吉田産業グループは、「祝 本地弁財天七福 八戸に遊ぶ」を製作して参加しました。この題材には、海の大漁と陸の豊作をつかさどる「蕪島大明神本地弁財天」を中心に七福神が八戸に集まり不景気を吹き飛ばし景気上昇を祈願したい、という想いが込められています。舞台は、本地弁財天を中心に、天女が八戸の特産物を手に持ち、奏者が舞楽を奏で七福神が遊んでいる場面を華やかに表現したものです。

本審査の結果、お陰様で過去最高の秀作賞(4位)を頂くことができました。山車の製作から運行までご協力、応援して下さった全ての方々に、この場をかりてお礼申し上げます。
お祭りの様子をご覧ください。 写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
2001年度 吉田産業グループの山車のあらまし

山車題名

祝 本地弁財天七福 八戸に遊ぶ(しゅく ほんちべんざいてんしちふく はちのへにあそぶ)
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題材設定の趣旨

海の大漁と陸の豊作をつかさどる「蕪島大明神本地弁財天」を中心に七福神が八戸に集まり不景気を吹き飛ばし景気上昇を祈願したい。
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主役

蕪島大明神本地弁財天
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山車概要(場面説明)

蕪島大明神本地弁財天は、八臂像で手にそれぞれ弓・矢・刀・斧・杵・矛・羂索・玉を持ち頭部に鳥居や宇賀神(うがじん=頭部は老人 頭が蛇)を乗せている。その弁財天が、祀られている鮫の蕪島神社は、海猫が乱舞し参拝者が絶えることがない。その昔、工藤祐経の子 犬房丸が祀ったとも犬房丸の子孫 左京が祀ったともいう。南部八戸の代々の藩交がよく参拝されている。
山車は、本地弁財天を中心に漁神の恵比寿、食物の神 大黒天、北方守護の財宝神 毘沙門天、長寿の神 南極星の化身福禄寿と寿老人、みろく菩薩の化身布袋和尚をまわりに配し、天女が八戸の特産物を手に持ち、奏者が舞楽を奏で七福神が遊んでいる場面を華やかに表現した。
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見返しの場面

日本三大弁財天の一つ竹生島の弁財天が舞楽を奏で龍神が大臣に金銀珠玉を与え諸願成就、衆生済度を誓う場面。
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製作における力点

八戸の特産物を製作し所々に配置しより厳かさをますために鳳凰、龍、麒麟を追加配置した。
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