2011年度
豪華絢爛、日本一の山車祭りと言われる国指定重要無形民俗文化財「八戸三社大祭」が、7/31〜8/4の5日間、青森県八戸市において、今年は東日本大震災からの復興をテーマに開催されました。吉田産業グループも唯一の企業山車として参加し、今年で22年目を迎えました。
吉田産業グループの山車題名は『琵琶湖竹生島縁起絵巻(びわこちくぶしまえんぎえまき)』。今年は山車の審査はありませんでしたが、一日も早い震災からの復興を願い、八戸から東北を盛り上げるよう元気一杯に参加しました。
中日の合同運行前には東京ディズニーシー10周年の記念イベント「東京ディズニーリゾート・スペシャルパレード」が行われ、今夏の特別な意味を持つお祭りを、より一層盛り上げてくれました。
津波の被害を受け参加が危ぶまれた山車組があったり、当山車組も一時は参加を断念することを検討しましたが、皆様のご理解、ご協力、ご声援により、27台の山車が1台もかけることなく無事に開催することができました。
お祭り期間中の入り込み数は昨年より14万人多い97万5千人と、大盛況のうちに終えることができ、山車の製作から運行までご協力、応援して下さった全ての方々に、この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。
以下、今年の吉田産業グループの参加の様子、山車の概要をご覧下さい。
お祭りの様子をご覧ください。 写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
2011年度 吉田産業グループの山車のあらまし
山車題名
琵琶湖竹生島縁起絵巻(びわこちくぶしまえんぎえまき)
主役
弁才天と龍神
山車概要(場面説明)
時の朝廷の臣下達が竹生島詣に出かけ、琵琶湖湖畔で海女と老人に出会う。実は、この二人は竹生島の弁才天と琵琶湖の龍神で、臣下達に金銀珠玉を与え、衆生制度・国土鎮護を約束する。
山車は、弁才天・龍神・臣下達とともに、鳳凰船・天女を配置し、幻想的な場面を製作した。
見返しの場面
蕪島にて漁をする様子。八戸の名物も登場する。