2017年度
豪華絢爛、日本一の山車祭りと言われる国指定重要無形民俗文化財及び、ユネスコ無形文化遺産「八戸三社大祭」が、7/31〜8/5の6日間、青森県八戸市において今年も華やかに開催されました。吉田産業グループも唯一の企業山車として参加し、今年で28年目を迎えました。
吉田産業グループの今年の山車題名は『三社祭神と祭祀の神々 〜ユネスコ無形文化遺産登録を祝う〜』。山車は、三社の御祭神と、ユネスコ無形文化遺産に登録された山・鉾・屋台行事にまつわる神々が、三社大祭のユネスコ無形文化遺産登録をお祝いしている場面を創作しました。
運行中は大変多くのご声援を頂き、山車審査の結果、おかげさまで2年連続の「敢闘賞」と「運行賞」を頂くことができました。
今年は「ユネスコ無形文化遺産」に登録された記念の「ユネスコ無形文化遺産登録記念祭」もあり、八戸三社大祭の期間中の入り込み数は114万人と、大盛況のうちに終えることができました。
山車の製作から運行までご協力、応援して下さった全ての方々に、この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。
以下、今年の吉田産業グループの参加の様子、山車の概要をご覧下さい。
お祭りの様子をご覧ください。 写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
2017年度 吉田産業グループの山車のあらまし
山車題名
三社祭神と祭祀の神々 〜ユネスコ無形文化遺産登録を祝う〜
題材設定の趣旨
八戸三社大祭がユネスコ無形文化遺産に登録された事を祝し、感謝の気持ちを込めて、今回の題材とした。
主役
神明宮御祭神 天照皇大神
山車概要(場面説明)
およそ300年の歴史と伝統を誇り、豊作祈願と報恩の為に始まった八戸三社大祭。
その三社の御祭神と、ユネスコ無形文化遺産に登録された山・鉾・屋台行事にまつわる神々が、三社大祭のユネスコ無形文化遺産登録をお祝いしている場面を創作した。
山車中央部には、大神楽・虎舞、回転部に、法霊神楽・笹の葉踊り・駒踊り・武者行列を配置。
鳳凰船や松竹梅、さらに上段で鶴が舞っている事で、おめでたい様子を表現した。
見返しの場面
向鶴伝説 〜南部光経 神宝の奉納〜
光経が秋田での戦で勝利を収め、着用していた兜や鎧を櫛引八幡宮へ奉納する場面。
製作における力点
主役を大きくする事でハッキリさせ、回転部の人形は躍動感ある動作を表現した。