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2007年度
吉田産業グループ山車組は「優秀賞」と「会頭賞」のダブル受賞!!
山車組:吉田産業グループ
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山車題材:蕪島神社縁起 復興大漁を願う八戸弁財天
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2004年に、神社の御輿行列と山車の合同運行、そして騎馬打毬まで含め国の重要無形民俗文化財の指定を受けた、日本一の山車祭り「八戸三社大祭」が、7月31日から8月4日までの5日間、青森県八戸市において今年も華やかに開催されました。 本年も吉田産業グループは、唯一の企業山車組として参加しました。

今年の山車題名は『かぐや姫 月の宴』。作者不明のまま今日まで千年以上も語り継がれている物語の魅力と幻想的な世界に注目し、今回の題材として選定しました。8月1日のお通りに行われた審査の結果、3年連続4度目の「優秀賞」を頂くことができました。

また8月2日の夜間合同運行には、NHK大河ドラマ「風林火山」に出演中の、松井誠さん(北条氏康役)の参加、そして8月4日後夜祭では八戸市庁舎前お祭り広場にて宇梶剛士さんによる「自分を見つめ直すことから気づく道徳心」をテーマとした講演会も開催されるなど相次ぐ有名人の来八により、祭りムードを盛りあげました。

台風4号の進路も懸念されましたが、祭り当日の8月1日にようやく梅雨明けとなり、全日絶好の祭り日和となりました。今年の人出は昨年より3万人少ない約89万人(八戸観光コンベンション協会発表)と、平日の開催とはいえ多くの観客に見守られながら全行程を終了し、ゆく夏を惜しみました。

本年も山車の製作から運行までの間、ご協力そして応援してくださった全ての方々に、この場をかりてお礼申しあげます、ありがとうございました。
お祭りの様子をご覧ください。 写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
2007年度 吉田産業グループの山車のあらまし

山車題名

かぐや姫 月の宴(かぐやひめ つきのうたげ)
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題材設定の趣旨

竹取物語は日本最古のかな書きの物語文学で、平安時代の前期に書かれたとされているが、詳しくは分かっていない。今日まで作者も分からないまま千年以上も語り継がれている、そして誰もが知っている物語の魅力と、幻想的な世界に注目し今回の題材とした。
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主役

かぐや姫
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山車概要(場面説明)

かぐや姫の物語は、光輝く竹の中から生まれたかぐや姫が、竹取の翁夫妻のもとで育てられる。
やがて美しく育ったかぐや姫は、多くの若者や五人の公達、御門から結婚を申し込まれる。しかし、誰とも結婚せず生まれ故郷である月に帰ってしまうというお話。
物語はここで終わりますが、山車は月に帰ったかぐや姫が、地球で育ててくれた竹取の翁夫妻を月に招待し、うさぎ達がお祝いの餅をついたり、月の住人たちが雅楽を奏でたりして楽しいひとときを過ごしている場面を創作、表現した。
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見返しの場面

うさぎ、天馬、飛龍、鳳凰など、動物を大きく製作・配置して躍動感のあふれるように表現した。
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製作における力点

約束の満月の夜、月からの迎えがきてかぐや姫をつれて帰っていく場面。
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