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2006年度
吉田産業グループ山車組は「優秀賞」と「会頭賞」のダブル受賞!!
山車組:吉田産業グループ
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山車題材:蕪島神社縁起 復興大漁を願う八戸弁財天
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豪華絢爛、日本一の山車祭りと言われる「八戸三社大祭」が、7/31〜8/4の5日間、青森県八戸市において今年も華やかに開催されました。吉田産業グループも唯一の企業山車として参加し、今年で17年となりました。

吉田産業グループの今年の山車題名は『南総里見八犬伝』。戌年にちなみ日本古典文学では、最長で最も有名な犬がでてくる物語を山車題名に設定し、審査の結果、お陰様で2年連続の「優秀賞」を頂くことができました。

8/2の夜間合同運行には、NHK大河ドラマ「功名が辻」に出演の、野口五郎さん(副田甚兵衛役)、三原じゅん子さん(いと役)の参加により一層盛り上がり、5日間とも平日だったにもかかわらず、人出の合計は約92万人(八戸観光コンベンション協会発表)と大変多くの方に見に来ていただきました。

山車の製作から運行までご協力、応援して下さった全ての方々に、この場をかりてお礼申し上げます。

以下、今年の吉田産業グループの参加の様子、山車の概要をご覧下さい。
お祭りの様子をご覧ください。 写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
2006年度 吉田産業グループの山車のあらまし

山車題名

南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)
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題材設定の趣旨

江戸時代の文豪、滝沢馬琴の代表作「南総里見八犬伝」は、28年の歳月をかけ晩年は、失明しながらも書き上げた全98巻106冊の壮大な伝奇物語。今年は、戌年にちなみ日本古典文学では、最長で最も有名な犬がでてくる物語を山車題名に設定した。
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主役

伏姫
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山車概要(場面説明)

舞台は、室町時代、安房国 里見義実の娘 伏姫と妖犬八房との間に不思議な力で「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の八つの霊玉が生まれ伏姫の死とともに八つの霊玉は、飛び散っていく。やがてそれぞれの玉とぼたんの痣をもった八犬士が登場し、里見家再興の為、活躍する。山車は、左回転部に犬飼現八、犬村大角の庚申山の化猫退治。右回転部には、里見家の敵、玉梓の怨霊、関東管領 扇谷定正、数々の妖術を操る妙椿。中央下段には、八犬士の犬塚信乃、犬江親兵衛、犬川荘助、犬田小文吾。中央中段には、犬坂毛野が女田楽に変装して親の仇 馬加大記をうつ対牛楼の場面。中央上段には主役の伏姫、八房、ちゅ大法師、里見義実を配置した。
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見返しの場面

「歌舞伎十八番 矢の根」から曽我五郎と一富士二鷹三茄子を配置した場面。
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製作における力点

馬琴の原作、テレビドラマを参考に場面を構成し八犬士をバランスよく配置した。動物の彫刻類は、大きく製作し躍動感のあるように製作した。
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その他

側面は、信乃と現八の芳流閣の決闘と伏姫、八房が富山で暮らす場面。
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