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太陽光発電システム経済効果レポート

ここでは太陽光発電を使い生活しているI様のご協力を得て、
実際どのくらいの節約効果があるのか見てみます。

I様邸 I様の生活環境
光熱内訳
 給湯 : 電気温水器 10.0Kw 600L
 炊事 : クッキングIHヒーター
 暖房 : 石油FFストーブ
 冷房 : 今のところ扇風機
住宅状況
 住所 : 秋田県秋田市
 木造2階建て 30坪 築10年
家族状況
 夫婦 , 娘(中学1年生)


経済効果 (単位:円)   <気象・地域・その他の条件により異なります>
. 元々使った
電気 (A)
買った電気
(B)
節約効果
(C=A-B)
売った電気
(D)
合計
(E=C+D)
 '00/04 . 8,301 3,996 4,305 6,385 10,690
05 . 9,176 4,784 4,392 6,505 10,897
06 . 6,049 2,167 3,882 6,102 9,984
07 . 6,284 2,269 4,015 5,055 9,070
08 . 5,521 1,563 3,958 8,604 12,562
09 . 7,001 2,872 4,129 6,815 10,944
10 . 6,642 2,850 3,792 5,700 9,492
11 . 7,541 4,216 3,325 3,645 6,970
12 . 7,497 4,231 3,266 1,684 4,950
'01/01 . 8,735 5,930 2,805 1,138 3,943
02 . 6,873 4,033 2,840 1,554 4,394
03 . 7,086 3,655 3,431 4,635 8,066
合計 . 86,706 42,566 44,140 57,822 101,962
平均 . 7,226 3,547 3,678 4,819 8,497

メーター


発電データー及びCO2削減量     (昼) 7:00〜23:00  (夜) 23:00〜7:00
. 元々使った
電力(昼)kwh
元々使った
電力(夜)kwh
買った電力
(昼)kwh
買った電力
(夜)kwh
売った電力
kwh
総発電量
kwh
CO2削減量
kg
 '00/04 . 159 455 93 455 221 287 51
05 . 189 458 120 457 224 291 52
06 . 134 225 79 223 217 270 48
07 . 145 213 89 211 184 239 43
08 . 124 174 63 172 252 359 64
09 . 168 223 105 223 237 298 53
10 . 159 251 106 251 206 258 46
11 . 183 305 146 305 133 170 31
12 . 169 344 144 344 74 99 19
'01/01 . 194 426 178 426 41 57 10
02 . 143 359 125 359 56 73 15
03 . 149 365 110 365 167 205 35
合計 . 1,916 3,798 1,358 3,791 2,012 2,606 467
平均 . 160 317 113 316 168 217 39

 I様宅ではご夫婦でお勤めになっている為、日中はほとんど電気を使っていないので発電量の80%が余った電気として売電に廻っています。
 また、森林1haのCO2削減量は年間6,000kgと言われていますが、約8.0m2の太陽電池パネルが940m2(285坪)分の森林と同じ削減効果を挙げていることになります。


 I様のコメント
 6月に入って夜間の電力使用量が半分位になっているのは、電気温水器の沸き上げ温度を85度から65度にした為です。3人家族には大き過ぎると思いましたが、その分低い温度のお湯でも十分湯量があり心配ありません。

 11月の昼の電気代(元々使った電力)が12月より多くかかっているのは、FFストーブの床暖房をサポートヒーター(ストーブ本体を燃焼させずに床暖房を稼働させるもので湯暖房を電気ヒーターの加熱をつかっている)で稼働させていたためで、ストーブ本体の燃焼から熱源をとって床暖房を稼働させた12月より、電気代としてはかかっています。灯油を考慮すればやはり12月のほうが、光熱費としては掛かっているはずです。12月に入ってやはり発電量は落ちてきています。が、それでも最高値の1/4以上は発電しており、よく稼いでいると思います。

 1月は、暖冬が続いたここ数年に比べかなり雪の量の多い月でした。FFストーブもフル稼働を続けて電気料金より灯油代が気になります(昨年より価格も高いようです)。さすがにピーク時の1/6と発電量も少なくなっています。要因として、曇りがちの日が多く日射量そのものが少ないことと、パネルに雪が積もり、発電が0だった日が1週間ほどあったことが挙げられます。あと2ヶ月で一年過ごすことになりますから、季節ごとの発電量などもお伝えします。

 2月はまだ寒いものの日照時間が伸びてきているのが発電量からも分かります。また、1月に比べ買った電力が下がったのは、検針日間の日数が少なかったのと(1月は12/22〜1/24の34日間 2月は1/25〜2/21の27日間です)、1月の休日が多く、娘の学校も冬休みだったので日中の電気料金が掛かったのが要因だと思います。

 3月は売電での収入が買電の支出を上回り黒字になりました。これで、1年間のデーターがでましたが、売電収入合計が57,822円。買電支出合計が42,566円ですから差引き15,256円の黒字になりました。電気料金が1/2〜1/3程度にはなると思いましたが、逆に収入が多くなるとは思いませんでした。元々使った電気料金からの削減効果(節約効果)も44,140円にもなり、太陽光発電を設置した直接の経済効果は101,962円になりました。やはり売電の効果だけで太陽光発電の経済効果は計れず、元々使った電力量から考えるようにしないと本当の経済効果は判りずらいと思いました。また総発電量は2,600wを越え当初のシミュレーションとさほど違いませんでした。


 電気料金節約のポイント
(1) まず使っていない電気製品のコンセントを抜いたりスイッチを切る。夏場のストーブ、冬場のエアコン、使用していない時のトイレや浴室の換気扇、洗濯機、食洗器、留守録のしないビデオ、見ていない時のテレビやパソコン、オーディオ(リモコンでスイッチを切っても待機電力が掛かってます)などなど。これだけで、10〜20%ほど節約できるそうです。ちなみにI様宅では、コンセントが入り放しの機器は冷蔵庫とファックス位だそうです。

(2) 夜間(23:00〜7:00)の使用量が25%を越えるようなら時間帯別契約(やりくりナイト)に切り換える。(電力量計を1週間ほど7:00と23:00に確認して計算します)

(3) 時間帯別契約に切り換えるなら、電気温水器だけは導入しましょう。できるだけ大型の第二深夜電力型(5時間タイプ)のシンプルな機能の物(必要な機能は沸き上げ温度の切り換え位です)。第二深夜電力型(5時間タイプ)には割り引き制度がありヒーター容量1.0kwにつき230円引いてく れます。I様宅では600Lの10.0kwヒーターですから月々2,300円お得になってます。

(4) 電気温水器には、お風呂の追い焚きのできるものや、保温できるものもありますが、昼の電力を使うので思った以上に電気代が掛かります。お風呂はなるべく続けて入りましょう。

(5) 時間帯別契約にしたら、できるだけタイマーを利用して23:00以降に電気機器を使いましょう。炊飯はもちろん、洗濯器や食洗器なども。

(6) 10月より時間帯別契約のメニューが増えました。従来の昼7:00〜23:00 夜23:00〜7:00(やりくり8)に加え、昼8:00〜22:00 夜22:00〜8:00(やりくり10)のものが追加され生活パターンによって選べるようになりました。

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